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心配性を乗り越える

2016年6月13日 月曜日

身体の調子が悪く、病院で異常がないと言われてもなかなか納得できない。不慮の事故や地震などの天災をいつも心配する。鍵・水道・ガスなどの閉め忘れを何回も確認してしまう。とても不安でたまらなく、家族や友人に不安を何回もぶつけてしまう。このような性格は心配性と呼ばれ、何かと心配事が多く、悩みが深いのが特徴です。

心配性の特徴は、心配の終わりがないことです。普通はある程度心配すると、これ以上心配して仕方がないと思い、いったん心配事を棚上げします。しかし、心配性では心配事を棚上げすることができず、いつも不安なことを考え、仕事や勉強、家事などに身が入らなくなります。また、めまい、全身の疲労、頭痛、肩こりなどの身体の症状もみられるようになります。

心配性は、「細かいことが気になる」ことと「不安が強い」ことが特徴です。いったん気になると、不安から心配事にとらわれるようになり、とらわれからますます不安になる悪循環が起きてしまいます。心配性は、心配事が多いため何かとストレスを抱え込みやすいです。その結果、不安障害やうつ病などの心の病気になりやすくなります。

心配性を乗り越えるためには、不安があっても仕事や勉強、家事などの日常生活の実践をしっかり続けることが大切です。不安は目に見える具体的な行動を起こすと薄れていきます。不安が軽くなると、自分の持っていた不安が現実離れした過剰な不安だったと気がつきます。このような実践と気づきを繰り返す中で、不安へのとらわれから徐々に解放されていくのです。

院長 高橋道宏

2016年06月13日