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悪いニュースを見て不安になったら

2016年8月29日 月曜日

こころの病気になると、天災や凶悪犯罪などのニュースをみて、体調を崩すことがあります。特に多いのは、このようなニュースを見て不安になったり、眠れなくなる場合です。ニュースを見てとても不安になり、一日中そのことが頭から離れなくなります。その結果、眠れなくなる、動悸がする、息が荒くなる、お腹の調子を崩すなど身体に影響が出てしまうのです。

具合が悪くなるのは、元々不安が強いからです。不安になりやすい人は、健康に暮らしたい、危機を回避したいという「安全欲求」が人一倍強いのです。安全が脅かされるようなニュースを見ると、あたかも自分にそのことが起きたような錯覚が生まれてしまいます。自分のことと他人のこととの区別が曖昧になり、不安が強くなってしまうのです。

もし悪いニュースをみて体調を崩してしまったら、まず主治医にそのことを相談し、不安な気持ちを受けとめてもらいましょう。不安な時に一人で悩んでいると、不安が不安を呼ぶ悪循環に陥り、ますます不安になってしまいます。しかし、自分以外の誰かにその気持ちを受けとめてもらうと、そこには安心感と癒しがあります。我に返り、冷静になることができます。

また、しばらくの間ニュースを見ないようにしましょう。ニュースでは良いことも、悪いことも報道されています。悪いニュースは不安な気持ちを刺激し、更に体調を崩す原因となります。新たに悪いニュースを見なければ、自然に不安は薄らいでいきます。悪いニュースから遠ざかることで、不安な気持ちは徐々に安定したものに変わっていきます。

院長 高橋道宏

2016年08月29日