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PTSD(外傷後ストレス障害)の治療について

2017年2月27日 月曜日

地震や交通事故、犯罪被害など思いもよらない怖い出来事があり、死ぬかもしれないと思うくらいの強烈なストレスにさらされた後、かなり時間が経っても恐怖心、不安が続くことがあります。その怖い出来事がトラウマ(心の傷)となり、何回もその恐ろしい光景を思い出し長い間苦しみます。このような状態をPTSD(外傷後ストレス障害)と呼びます。

PTSDでは普段はその出来事を忘れていても、突然その出来事を鮮明に思い出してしまいます。その出来事がまだ繰り返されているかのよう感じてしまい、恐怖心でいっぱいになります。いつも神経が張りつめていて不安と緊張でピリピリしています。夜は眠れず、その出来事に関する悪夢を繰り返しみます。頭痛、過呼吸、動悸などの身体の症状もみられます。

PTSDの治療は主治医に心の傷を話し、その気持ちを理解し受け止めてもらうことが中心になります。長期に渡り何回も話を聞いてもらい、心の傷を癒していくのです。また、PTSDでは不安やうつ状態がみられるため、SSRIと呼ばれるお薬が有効です。SSRIは抗うつ薬として使われていますが、うつ状態だけでなく不安にも効果があり、PTSDの治療に使われています。

実際にはPTSD程重症でなくても、いじめやパワハラを受けた後に、PTSDに似た症状がみられる方が多くいます。その場合も治療には長期間を要することが多いです。長い間の治療の中で心は少しづつ癒されます。恐怖におののき、ピリピリしている時には想像すらできないことですが、最後には怖い体験を思い出さなくなります。必ず良くなるとの希望を持って治療していただきたいと思います。

院長 高橋道宏

2017年02月27日