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高校生のうつ病への対処法

2018年1月22日 月曜日

うつ病の高校生が多く受診するようになりました

以前の教科書では、うつ病は中年に多いなどと書かれていましたが、最近ではうつ病は全年齢層に及んでいます。子供のうつ病も多くなり、中でも高校生が受診するケースが増えています。

うつ病はストレスによって発病率が高まります。高校生のうつ病が増えているということは、高校生が以前に比べてストレスの影響を大きく受けているということだと思います。

高校生のうつ病の特徴は?

高校生の場合、何がストレスになっているのでしょうか?勉強でしょうか?それとも人間関係でしょうか?私の診療経験では、勉強し過ぎでうつ病になった患者さんをみたことがありません。

ストレスの多くは、人間関係や学校が合わないというものです。また、特にはっきりとした理由がなく発病する場合もあります。うつ病になる高校生は、大人のうつ病と同様に責任感が強く、何かと自分を責めやすい特徴があります。

高校生のうつ病では、日常生活の乱れに注意が必要

高校生のほとんどはスマホを持っています。眠れないからと言って、夜遅くまでスマホを使い、睡眠不足になる生徒は少なくありません。また、そのような不規則な生活自体がうつ病を引き起こす下地を作っている場合もあります。

うつ病になると、朝の気分がすぐれず夜になると気分が良いため、生活リズムが乱れがちです。どのような治療を受けるにせよ、規則正しい生活を心がけ、生活リズムが乱れないよう注意する必要があります。

高校生のうつ病治療で大切なこと

高校生のうつ病では、中等度以上のうつ病になると数ヶ月の治療期間が必要で、留年のリスクが出てきます。社会人は数ヶ月休職し復職する 場合がありますが、高校生では欠席日数が一定のレベルを超えると、単位が取れず留年してしまいます。これが中学校までとの大きな違いです。

ですから、治療は出来るだけ軽度なうちに始め、症状が軽いうちに治してしまうべきです。大学受験を考えても、数ヶ月の遅れはとても影響が大きいのです。高校生のうつ病治療は時間との戦いです。うつ病を疑ったら早期に受診するようにしましょう。

院長 高橋 道宏

2018年01月22日