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うつ病と過眠

2018年12月17日 月曜日

うつ病になると眠れなくなることが多くなります。眠りたくても眠れないため、うつ病の患者さんでは、睡眠薬を使用している方が多くおられます。

一方、その逆に眠り過ぎる場合もあります。うつ病による睡眠障害は、不眠だけでなく過眠となる場合もあるのです。国際的な診断基準では、うつ病による睡眠障害には過眠があることが明記されています。

うつ病で過眠になると、夜は8時間から10時間位眠れるのに、日中3時間から多い時は5時間位昼寝をしてしまいます。単純に合計すると1日に11時間から15時間も眠っていることになります。

このような過眠が毎日のようにあると、こんなに眠っていて良いのだろうか?とだんだん心配になってきます。

過眠がみられる時は、身体がだるく、疲れやすい状態になっています。精神的にも、身体的にも疲れ果てているため、過眠になっていると考えて良いでしょう。

身体は眠りという休息を必要としているため、いつもより睡眠時間が長くなったとしても、昼寝をするのはやむを得ません。また、いくら寝ないように努力しても、睡魔に打ち勝つのは容易ではありません。

うつ病による過眠では、横になる時間が長くなることによる運動不足、体力低下など身体的な影響が懸念されます。しかしながら、過眠が数ヶ月も続くことは稀で、ほとんどの過眠は数週間以内に解消されています。

ですから、過眠による身体的な影響は、うつ病が回復すれば後々取り戻せる範囲のものであるということができます。

過眠により身体に十分な休息が与えられると、日中昼寝をするとだんだん夜は眠りにくくなってきます。昼寝をすると夜眠れなくなったら、昼寝を我慢しなければなりません。

そして規則正しい日常生活を送りましょう。過眠の時は寝てばかりであまり身体を動かすことができませんでしたから、外で散歩するなどし、少しづつ身体を動かすようにして下さい。

院長 高橋 道宏

2018年12月17日