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子どものうつ病の見つけ方

2019年5月26日 月曜日

かつてうつ病は大人になってから発病するものと考えられていましたが、最近では子供もうつ病になることがわかってきています。日本では、100人に3~7人という割合でこれまでにうつ病を経験した人がいるという調査結果があります。

中学生以上になると、子どものうつ病の発病率は大人と大差がないものになって来ています。子どものうつ病の原因は、学校や家庭でのストレスなどがありますが、きっかけとなるような出来事がある場合もない場合もあります。

子どもがうつ病になると、きちんと食事を摂らなくない、朝起きれない、身だしなみを整えない、成績が下がるなどの変化があります。

これらの変化は、子どもが怠けているようにも見え、なかなかうつだとは気がつきません。親としては受け容れがたく、叱責してしまうこともあります。

また、頭痛、腹痛、めまい、動悸など身体症状の訴えがほとんどで、うつ病に気づきにくい場合もあります。

子どものうつ病は、たとえ治療が上手くいったとしても、将来大人になってからうつ病の再発リスクが残ります。早期にうつ病の治療をしっかりと受け、将来再発しないようにすることが何よりも大切です。

そのためには、できるだけ軽症のうちに治療を始めましょう。子どもには、これから長い人生が待っています。うつ病があると、子どもの能力、実力が生かされず、人生に禍根を残すことになります。これからの人生を見据えた早期治療が求められます。

子どものうつ病を早期に見つけるためのチェックリストを紹介します。

1 頭痛、腹痛、めまい、動悸などがある
2 食欲がない、または食べ過ぎがちになる
3 夜眠れない、朝起きられない
4 朝、元気がないのに、昼になると回復する
5 過眠がみられる
6 いつもイライラしている
7 憂鬱な気分が続いている
8 一日中、だるい状態がつづく
9 不登校や引きこもりになる
10 成績が落ちてきている

このリストを参考にして、子どものうつ病の早期発見に役立てて下さい。

院長 高橋道宏

2019年05月27日