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欲求不満とどう向き合うべきか?

2019年12月15日 月曜日

ひどくイライラし、眠れなくなる。甘いものが無性に欲しくなり、食べるのが止まらなくなる。

感情のコントロールが難しく、周囲の人とトラブルを起こす。イライラして、毎日こんな状態になると苦痛です。

イライラすると精神的につらいだけでなく、創意工夫が難しくなり、独創的な考えも浮かんでこなくなり、仕事、勉強など生産的な活動にマイナス影響があります。

イライライラの原因はどこにあるのでしょう?

ストレスがあるとイライラしますが、特に強いストレスがなくても、慢性的にいつもイライラしてしまうことがあります。

これは心の欲求が満たされていないからです。自分に満足できないと、自分と他人を比べて不満になり、イライラします。イライラがひどくなると、頭痛、めまい、発汗など心身の不調が現れます。

欲求不満とどう向き合ったら良いのでしょうか?これには二つの方法があります。

まず、欲求をより小さなものにする方法があります。イライラするのは欲求が大き過ぎるためです。欲求がより小さなものになれば、あまりイライラしなくなります。これは「あなたは高望みをしてきている。もう少し謙虚になって、現実を見極めなさい。」と言っているのと同じです。

しかし、社会が多様化し、人々が多くの選択肢を持つようになった社会の中では、このような考え方は受け入れられにくいものです。

これと対極にあるのが、自分の望んでいることを現実化するために努力することです。

欲求不満に対処するためには、まず自分が何を望んでいるのかを知ることが大切です。自分のことはわかっているようで、わからないものです。

自分が何を望んでいるのかが見えてきたら、どのように理想に近づいていくか、冷静にその道筋を考えてみましょう。

一つ一つ問題を解決して行くことで、夢は現実になるはずです。

欲求が自己中心的で他人に迷惑をかけるものでない限り、欲求は簡単に諦めるべきではありません。

私たちは私たちが考えているよりもずっと可能性がある存在なのです。

自分の人生の可能性を信じて、力強く歩んで行きましょう。イライラは心のエネルギーがある証拠です。空回りせず、生産的にそのエネルギーを完全燃焼させ、悔いのない人生を送りましょう。

院長 高橋道宏

2016年08月01日
2019年12月16日