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心の病気を治すための心構えー焦らない

1月13日  月曜日

心の病気を治すためには、お薬による治療だけでは不十分です。どのような心構えで日々を過ごすかが治療の成否を分けます。

では、心の病気を治すために、どのような点に注意して生活すれば良いでしょうか?

大事なポイントは、まず焦らないことです。

「焦り」は多くの患者さんにみられます。「病気はいつになったら治るのか?」長引く病気に苛立ち、このように感じるのです。

また、病気になるといつも通りの生活ができなくなります。仕事に行けなくなる、家事ができなくなるなど、日常生活が停滞し順調に進まなくなります。

元々責任感が強いと、このような状況を受け入れられず、焦るのです。

しかし、焦っても病気が早く治るわけではありません。焦りはかえって病気の回復を遅らせます。

心の病気が良くなるには一定の時間が必要です。うつ病なら3ヶ月位で安定してくることが多いなど目安はありますが、環境やストレスの程度には個人差があり、思ったように回復しないことがあります。

心の病気の回復には個人差があり、その方のタイミングで病気が良くなります。

では、どうしたら焦らずに済むのでしょうか?それは、病気を「あるがままに」受け入れることです。

心の病気になりたくてなった人はいません。病気になったのは自分のせいではありません。気がついたら心の病気になっていたのです。

心の病気は人生の中で「誰にも起こりうること」と「病気になったのは自分のせいではない」ことを理解し、受け入れるのです。

焦ってジタバタするのはやめましよう。病気をあるがままに受け入れ、治療を続けましょう。

日常生活のポイントは「無理をしない」「規則的な生活をする」など単純で分かりやすいものです。

単純ですが、それをそのまま受け入れ実行するのは簡単ではありません。自己流の解釈を加えて行動し回り道をしていしまう患者さんもいます。

主治医の言う日常生活のポイントを愚直に守ると、病気は良くなっていきます。それとともに焦りはなくなっていきます。

病気はいつか良くなると信じて、日々の治療に専念しましょう。必ず笑顔で過ごせる日が必ずやってきます。

院長 高橋 道宏

2020年01月13日