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心配症をなおす

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2014年

7月7日

月曜日

こんにちは。院長の高橋です。昨日から芦屋は雨で、夏とは思えない位涼しいです。

さて、先日ある患者さんから「森田療法の本を読んで、心の病気を治すためには、健康な生活をすることが大切だとわかりました。」というお便りをいただきました。このホームページで森田療法について書いたのですが、読んで下さったようです。 

 

「健康な生活をすれば、心が健康になる。」と森田療法は教えています。健康的な日常生活、すなわち十分な睡眠、バランスのとれた食事、適度な運動などが心の健康を回復し、それを維持するために大切です。患者さんのお話を伺っていると、このような日常生活の基本がうまく行っていないことに気がつきます。不規則な睡眠、偏った食生活、運動不足などは、現代社会で多くの人が抱える問題です。心の健康を取り戻すためには、「健康な生活をする。」という能動的な行動が必要です。

「健康な生活」をしながら、不安な気持ちを「あるがままに」受け止め、日常生活の実践(人の役に立つプラスの行動)を続けることで神経症を治していくのが森田療法です。不安な気持ちがあっても日常生活をいつもと同じように続けるのはとても大変で、忍耐を必要とします。不安があるから「目の前の問題から逃げたい。」「不安に押しつぶされそうなので朝は起きたくない。」「仕事を休みたい。」といった誘惑がおそってきます。しかし、不安から逃げるとかえって不安に追いかけられてしまい、かえって不安が増大する悪循環に陥ってしまいます。不安があっても忍耐しながら、自分の心を支える力を強くし、プラスの実践で不安を乗り越えていく能動的な行動が必要です。

 

このように神経症の治療では、日常生活の改善、不安があってもプラスの実践を続けるなど、自分で努力する部分が多くあります。神経症の治療は、医師から一方的に与えられるだけのものではありません。医師の適切な指導を受けながら、自分自身も必要な努力をしていく、能動的な治療態度が必要です。

 

森田療法に興味のある方には、私の恩師である青木薫久先生が書かれた「なんでも気になる心配症をなおす本」を一読されることをお勧めします。

2014年07月07日