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うつ病の時の過ごし方

image7月21日  月曜日

こんにちは。院長の高橋です。

うつ病になると何もしたくなくなり、元気なく毎日を過ごすようになります。こんな時、どんな風に過ごしたら良いかという質問を良く受けます。

うつ病の時の生活の基本は休養です。

うつ病は、脳内のセロトニンという物質の働きが低下したために起こる病気です。ですから、やる気が出ないのは、別にサボっているわけでも甘えているわけでもありません。ただ、病気のため活動できないのです。セロトニンの機能が低下することで、精神的なエネルギーが乏しくなり、普段できていたことが何もできなくなる。これに加えて、体力的にも弱ってしまい、すぐに疲れやすくなります。

このような時は、休養が大切です。とにかく、ひたすら休むのです。うつ病は、基本的に3ヶ月程度で良くなる病気です。休んでいるうちに自然に良くなるのを待つ。待ちの姿勢が大切です。ジタバタしてはいけません。規則的な日常生活は出来るだけ崩さないようにして、セロトニンの機能を回復する抗うつ薬と呼ばれるうつ病の治療薬を飲んで休んでいれば、だんだん良くなっていきます。

良くなって来たら、その分だけ動く。決して無理をしてはいけません。運動するのは、軽症になってから。段階的に、step by stepです。どの段階でどの程度動くのか?これは、患者さん本人やご家族が悩むところです。

診察室で感じるのは、体力以上の活動をしようとしてイライラする患者さんが多いことです。元来、うつ病の患者さんは、生真面目で勤勉な方が多いので、休むことに罪悪感を感じることが多いです。

また、ご家族も同様です。少し良くなって来ると、何かやらせた方が良いのでは?運動させた方が良いのでは?と考えます。治療を始めると気分の落ち込みは早期に改善しますので、もう普通に行動できるように見えるのです。うつ病は見かけ程には良くなっていないのです。

易疲労感(つかれやすい)、全身倦怠感(全身のだるさ)は改善するまでに時間がかかり、無理をすると体調が悪化し、うつ症状が悪化することが少なくありません。社会生活に復帰するためには、とこかでは動き始めなければいけませんが、どの段階でどの程度動くかは、主治医とじっくり相談しましょう。

2014年07月21日