うつ病が治るとは?

2015年12月28日

うつ病が治るとは?どのようなことでしょう?うつ病になると、悲しい気持ち、気分の落ち込み、意欲がなくなるなどこころの症状が現れます。また、身体がだるくなる、ひどく疲れやすくなるなどの身体の症状も現れます。

うつ病はこころの病気ですが、身体の症状も現れる病気なのです。症状が軽いうちは、仕事、勉強、家事など日常生活を何とか続けていますが、ある程度症状が進むと仕事を休みがちになる、家事が手につかなくなるなど日常生活がうまくいかなくなります。

気分の落ち込み、不眠などの症状は薬で治りやすい症状ですが、身体の症状は長く続くことの多い症状です。身体の症状が治らないと、仕事や家事の能率は下がったままです。

身体の症状は、自分の意思とは関係なく勝手に現れてしまう症状です。何とか頑張ろうと思っても、気合いだけでは空回りするだけで、かえってどうしようもない無力感に苛まれたり、自責の念が湧いてしまいます。

身体の症状を治すためには、薬を飲むだけでなく、生活改善が必要です。規則的な生活、過剰なストレスを避けた無理のない生活が基本になります。このような健康な生活をすれば、身体は自然に健康になっていきます。

ある程度症状が取れてきたら、無理のない範囲で少しずつ動くようにします。それもできるだけ毎日同じペースで動く。持続可能な動きを継続し、あせらず徐々に回復を目指しましょう。そして、身体が健康になるとこころは更に健康になる良循環が始まります。

うつ病が治るとは、うつや不眠などの症状がなくなるだけでなく、病気になる前の状態を完全に回復することです。そのためには、薬で症状を改善するのみではなく、主治医と相談しながら日常生活を適切に改善し、真に健康な状態の回復を目指しましょう。

真に健康な状態を回復すれば、仕事、勉強、家事など日常生活は普通にできるようになります。病気になる前と同じように、友達との交流や趣味も楽しむことができるようになります。今はうつでこころも身体も自由にはならなくても、治療により必ず回復できるのです。

院長 高橋 道宏

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