2019年11月11日 月曜日
不安になると精神的に追い詰められます。何をやっても自信がなく、自分の行動が「これで良かったのか?」と何度も考えてしまいます。
考えれば考える程自信がなくなり、不安が募ります。不安になった時にはどのような心構えで行動したら良いのでしょうか?
不安になると周りの人に依存的になります。依存的になると、依存的になると、次第に自立した気持ちで生活することが難しくなります。
自立心が薄れると、ますます不安が強くなる悪循環に陥ってしまいます。また、精神安定剤など薬に頼ることも同様で、薬依存を引き起こさないように注意しなければなりません。
以前このブログで書いたように、「不安は実態のないもの」です。本来は不安になる必要のないことに過度に不安になり苦しんでいるのです。不安がなくなってしまえば、なぜあれ程不安になっていたのか?と不思議に思います。
不安は思い込みに過ぎず、「不安だ、不安だ。」と繰り返し思い込むことで、自己暗示が悪い方に作用しできあがったものです。
不安になったら「大丈夫、大丈夫」と自分自身に何度も言い聞かせるようにましょう。何回も繰り返すことで、だんだん不安の自己暗示から解放され、過度に不安にならなくなります。
「大丈夫、大丈夫」とプラスの自己暗示で自分自身を安心させながら、自立した気持ちで生活しましょう。不安と依存性は裏腹の関係です。依存性を打破することで、不安から解放され、落ち着いて生活できるようになっていきます。
院長 高橋道宏