何がこころの病気を治りにくくするのか?その対策は?

2020年5月4日(月)

心の持ち方については、この本が参考になります。こころの病気は治療に時間がかかるものが多くあります。

治療が長引き、一進一退が続くと、「こころの病気は治らない」と考える人もいます。

しかし、そのような事はありません。こころの病気の多くは回復可能です。

何がこころの病気を治りにくくしているのでしょうか?

こころの病気を治りにくくする要素はいくつかありますが、その中の一つは他人と自分を比べることです。

毎年春になると、進学、就職が決まった人達は、人生の次のステージに進んでいきます。

このような時、こころの病気で人生の歩みが停滞すると、順調に見える他人と自分を比べゆううつな気分になります。

心の病気になると自信がなくなります。

そんな時に自分を人と比べると、自分のマイナス面ばかりみえてしまいます。このマイナスのエネルギーがこころの病気を治りにくくしていきます。

できるだけ他人と自分を比べないようにしましょう。そうすることで、マイナスのエネルギーが少なくなり、こころの病気の回復を早めることができます。

薬を飲むだけでなく、このようなこころの持ち方を身に付けることがこころの病気の早期回復につながるのです。

心の病気を治りやすくしてくれる心の持ち方については、次の方が役立ちます。ご興味のある方お読みになられてはいかがでしょうか?

著者ジェリー・ミンチントン
心の持ち方 完全版 (ディスカヴァー携書)
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン

院長 高橋道宏

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