うつ病でみられる否定的認知とは?

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朝はだるくて起きられない。朝食後ソファーに横になると動けなくなる。自分は怠け者なのだろうか?このように感じる方はたくさんおられます。

ところが、午後になるとだんだん動けるようになる。寝る前はとても元気。なかなか寝つけなくない。このようなパターンが毎日判で押したように繰り返される。

このような夜行性とも言える生活リズムは、うつ病によるものです。うつ病のため、生活リズム夜行性になってしまったのです。これを日内変動と言います。

朝起きられないのは、怠けているわけではありません。怠け者だと自分を責める。その気になれば起きられるようになる。このような精神論は役立ちません。

うつ病になると「病気ではなく怠けである」「性格であるから治らない」「どうせ薬なんか効かない」といった考え方に傾きがちです。

このような考え方を否定的認知と言います。うつ病の治療では、この否定的認知の転換を図ることが大切だです。

朝起きられないのは、怠けているわけではありません。うつ病は性格の問題ではありません。怠けているわけでもありません。

自分自身を責める必要はあないのです。うつ病はこころの病気であり、治療により必ず良くなるのです。

うつ病特有の否定的認知から解放され、元気を取り戻していきましょう。

院長 高橋道宏

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