うつ病になったら気をつけるべきこと

2021年12月13日(月)

うつ病になったらどのようなことに気をつけたら良いでしょうか?

うつ病になったら、休養と服薬だけではなく、日常生活でどのような行動をすべきかを理解し、適切な行動をとる必要があります。

うつ病になったら、原則無理な行動はしてはいけません。心の癒しにならずストレスに感じるのなら、友人からのお誘いは丁重にお断りした方が無難です。

うつ病になるとこれまで普通にやっていたこと、普通に楽しんでいたことが苦痛になります。苦痛に感じるなら、そのような行動は極力避け、無理をせず回復を待ちましょう。

うつ病になったら、行動の判断基準は明快です。苦痛に感じる行動を避ける。癒しになる行動は続けるのです。

うつ病になる方は、責任感の強い方が多いため、多少無理なことでもあえてやろうとしてしまいます。ここに落とし穴があります。

無理をしなければいけないという習性が身に付いてしまっているのです。無理をすれば、逆戻りです。せっかく回復していたのにうつ状態が再発してしまうのです。

多少無理をするのは、ある程度回復してからです。

無理をせず、しっかり休養し、回復するのを待ちましょう。

院長 高橋道宏

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