気分の波とうまく付き合う

2019年4月22日 月曜日

前回のブログ「うつ病の回復スピードは?」に書いたように、順調に行けば、うつ病は大体2-3ヶ月で改善に向かいます。

一方、症状が長引くこともあります。治りにくいうつ病にはいくつかの原因がありますが、うつ病が治りにくい場合は、休養がうまく取れていないことが良くあります。

この他に、気分の波とうまく付き合えない方も多くおられます。

うつ病では気分の落ち込みがありますが、回復期にはうつになったり良くなったりする気分の波がみられます。このような気分の波の多くは回復期にみられます。

病気になったばかりの時は、毎日気分が落ち込んでいるだけですが、良くなってくると気分の良い人と悪い日が現れ、気分の波がみられるようになります。調子の良い日の翌日は悪化するといった感じです。

気分の波とうまく付き合えないと、気分の波が悪化した時、このままどんどん悪くなるのではないかと不安になります。そのような不安が病状を悪化させ、うつ病を治りにくくするのです。

ですから、気分の波とうまく付き合い、不安を払拭することが、うつ病を早期に改善させるために必要なことです。

気分の波とうまく付き合うためには、まず気分の波は回復期にみられることを知り、自信をつけましょう。

また、気分の良い日に頑張り過ぎないようにしましょう。調子の良い時は、もう治ったかのような気持ちになりますが、まだ身体は本調子ではありません。あまり活動していない割にはすぐに疲弊してしまいます。無理をしないで回復を待ちましょう。

院長 高橋道宏

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