注意欠如多動性障害(ADHD)の子どもの育て方

2020年8月31日(月)

注意欠如多動性障害(ADHD)はお薬による治療だけではなく、保護者の子供への対応が大きな意味を持ちます。子供が小さければ小さい程、自分で行動上の問題点を改善するのは簡単なことではありません。保護者の助けが必要なのです。

そのためには、ますADHDとはどのような障害なのか?親子で正しい知識と理解を持つことが大切です。ADHDの症状は、症状として理解されず、だらしがないなどと否定的に本人の人格を捉えてしまいがちです。そのような対応では治療が進みません。解決の糸口が見つからないのです。

ADHD による行動上の問題が目につくと、保護者はがっかりし、叱ってしまいがちになります。しかし、ADHD の子育てでは極力叱ることはせず、良いところを見つけてほめることが大切です。それが子どもの治療意欲を引き出すのです。

子どもをほめることの重要性を知り、戸惑いを覚える保護者は少なくありません。ADHDの症状による行動の問題が保護者の負担になればなる程、叱ってしまいやすく、また良いところを見つけにくくなります。子供の良いところが見つけにくい時は、主治医に相談してみましょう。

子どもだけに成長を求めるのではなく、保護者自身も子どもの良いところを見つけてほめることができるように成長していくことが求められます。

JR芦屋駅前
高橋心療クリニック
院長 高橋道宏

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