プラスの自己暗示でうつ病を乗り越えよう

2019年10月28日 月曜日

こころの病気は治療に時間がかかることが多く、治り方がゆっくりです。やっと症状が良くなったかと思うと、また逆戻りしてしまう時もあります。たとえば、うつ病は一進一退を繰り返しつつ、徐々に良くなります(うつ病回復パターンの三寒四温。院長ブログ2018年12月31日参照)。

うつ病になる方は、もともと意欲的な方が多く、元気に活動できない自分に嫌気がさし、良くならないとあせる気持ちが強くなりがちです。

あせる気持ちは、焦燥感と呼ばれ、うつ病でよくみられる症状です。焦っている時は、気ばかりせいていますが、目の前のことはなかなか手につきません。同じことを繰り返し考える思考の空回りを起こし、ますます回復が遅れてしまいます。

このような悪循環が起こると、うつ病は治りにくくなり、治療期間が長引くようになっていきます。

うつ病は適切な治療と、生活態度の改善により徐々に回復していきます。ですから、うつ病が治らないと決めつける必要は全くありません。

むしろ治らないと決めつけることで、無意識のうちに治らないという自己暗示が生まれてしまいます。不安が強い人ほどこの自己暗示にかかりやすく、ほんとうに病気が治りにくくなってしまいます。私はこれを「マイナスの自己暗示」と呼んでいます。

ですから、うつ病は必ず良くなると信じましょう。良くなると信じることで、思考の空回りが少なくなります。良くなると信じること(プラスの自己暗示)で、治療に希望を持ち、生活改善にも積極的に取り組むようになります。すると、病状は好転していきます。

「病は気から」という言葉は真実なのです。プラスの自己暗示で病気は必ず良くなると信じ、希望を持ち、治療を進めていきましょう。

院長 高橋 道宏

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