イライラを乗り越える

2016年8月22日 月曜日

イライラすることは誰にもありますが、こころの病気になると、ひどくイライラすることがとても多くなります。特に、うつ病、不安神経症などでは、調子の悪い時にイライラすることが多くなります。また、不眠が続くとイライラしてきます。様々なこころの病気でイライラがみられますが、共通しているのは、こころに余裕がないということです。

こころの病気になると、ささいなことでもイライラし、自分の感情がコントロールしにくくなってしまいます。自分でも、「どうしてこんなことでイライラしていまうのか?」「なぜ周りの人にイライラをぶつけてしまうのか?」と感じるようになります。分かっていても、イライラが止まりません。まさに、自分自身を持て余すようになってしまっているのです。

イライラすると生産的な生活を壊してしまいます。私たちの周囲の人にいやな思いをさせてしまいますし、何より自分自身が不快な気持ちになってしまいます。イライラはマイナス思考を引き起こし、こころの病気の回復を遅らせてしまいます。ですから、こころの病気に向き合っていく中で、「イライラする気持ちをどうコントロールするか?」がとても大切なのです。

イライラしても自分の感情に基づいてすぐに行動しないようにしましょう。まずちょっとだけ立ち止まり、自分の心を点検してみましょう。イライラした気持ちを自己消化するように努めましょう。以前ブログに書きましたが、イライラすることはこころのエネルギーが多くある証拠です。主治医と相談しながら、そのエネルギーを生産的な方向に生かしていきましょう。

院長 高橋道宏

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