うつ病回復期の過ごし方

2018年2月26日 月曜日

うつ病の治療では、よく休養が大切だと言われます。うつ病の原因では、ストレスで心身が疲弊することが最も多く、休養するのは当然のことです。

いくら自分に合う良いお薬に出会い、それを飲み続けたとしても、休養せずにストレスをかけ続けていては治る病気も治りません。心身が休まる休養があり、初めて治療が功を奏するのです。

確かに休養していると、心身の状態は上向き、回復期に入っていきます。しかし、まだ身体がだるくて本調子ではない。長時間外出すると翌日は疲れて寝込んでしまう。など、どこかスッキリとしない状態が続きます。

やはりまだ休養しかないのか?一体いつまで休んでいたら良いのだろう?などと考え込むようになります。

回復期のうつ病では、ある程度調子が良いものの、なかなか本調子になれません。意欲が回復しやりたいことは沢山あるのに、身体が思い通りに動かないジレンマに陥ります。

うつ病になったばかりの時には、とにかく休養が第一ですが、ある程度気分が良くなった回復期のうつ病では休んでばかりいても病気は良くなりません。

回復期になったら、規則正しい生活をしながら、心身の回復に合わせて、体力の範囲の中で少しずつ動くようにしましょう。少しづつ動いていると、体力が回復し、もっと活動できるようになります。

無理なく活動できるようになったら、少し動く範囲を広げるのです。この繰り返しです。このように回復期のうつ病では、心身の回復の程度に応じて少しづつ活動範囲を広げる、心と身体のリハビリ的対応が回復を後押しするのです。

院長 高橋 道宏

アーカイブ

PAGE TOP