うつ病に特徴的な気分の変動とは?

2021年3月29日(月)

うつ病になると気分の落ち込みがみられますが、誰にも気分の落ち込みはあります。

うつ病でみられる気分の落ち込みはうつ病ではない気分の落ち込みとどう違うのでしょうか?うつ病の気分の落ち込みには何か特徴があるのでしょうか?

うつ病になると、1日の中で気分の良い時と悪い時の差が大きくなります。特に午前中の気分が悪く、夕方になると楽になります。

これはうつ病特有の気分の変動で、日内変動と呼ばれています。これは誰にでもある気分の落ち込みとは大きく異なります。

うつ病の日内変動は毎日繰り返されます。午後から気分が良くなると、寝る前には頭がスッキリしてしまい、不眠になります。このような生活リズムが続くと昼夜逆転に陥る可能性が高く、注意が必要です。

気分の日内変動がみられる時は、うつ病である可能性が高く、専門医を受診することをお勧めします。

対策としては、多少つらくてもできるだけ午前中から動くようにしましょう。多少症状があっても、規則正しい生活をすることで、うつ病特有の日内変動を乗り越えることができるようになります。

院長 高橋道宏

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