うつ病による休職と復職のタイミング

2023年3月27日(月)

うつ病は抑うつ気分、意欲低下、集中困難などの精神症状と倦怠感、疲れやすさ、不眠などの身体症状がみられる病気です。

症状が中等度以上になると、集中できなくなり、仕事がたまるようになります。

次第に出勤が不安定になり、休職となることもあります。

休養と自宅療養により症状は回復しますが、問題点もあります。

うつ病からの復職で問題になるのは、早過ぎる復職による症状の悪化と再休職です。

うつ病からの復職で最も大切なことは再休職を避けることです。再休職すると治療はまた振り出しに戻ります。

再度仕事を休むことになると、職業キャリアの上でマイナスの影響は避けられません。

再休職を避けるためには、100パーセント回復するまで、休養することです。復職を焦ってはいけません。

80パーセント回復していれば何とか出勤できますが、自宅療養と復職後では環境はまるで違います。

80%の回復度で出勤すれば、60-70%の回復度まで逆戻りする可能性があり、再発のリスクが高まります。

うつ病の復職は復職することが目的ではありません。復職後安定した出勤をし、順調に仕事をこなすことが目的なのです。

復職後の再発がないようにしっかりと治療することが大切です。

高橋心療クリニック
院長 高橋道宏

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