メンタルに強い自分をつくる

2016年9月5日 月曜日

不安が強くなると、居ても立っても居られなくなります。落ち着きがなくなり、いつも自分を不安にさせているものについて考えるようになります。しかし、自分を不安にさせているものについて考えれば考えるほどますます不安になる、「不安の悪循環」が起きてしまいます。自分を不安にさせているものは、実体がなく、考えれば考える程迷走してしまうからです。

不安が強くなると、眠れなくなったり、動悸、息切れ、過呼吸、多量の発汗、めまい、頻尿など身体の症状もみられるようになります。身体の症状は健康不安を引き起こし、医療機関を受診する方も少なくありません。血液検査、尿検査、MRIなど身体的検査の結果異常がないことが分かっても納得できず、異常がないと言われてもかえって不安になってしまいます。

このような時にどのような気持ちで生活したら良いのでしょうか?自分を不安にさせているものは、考えれば考える程、ますますそのことへのとらわれが強くなってしまいます。ですから、自分を不安にさせているものについては、できるだけ考えないようにしましょう。不安を抱えつつも、仕事、勉強、家事など自分に与えられている課題に取り組む姿勢が大切です。

不安が強く、居ても立っても居られないのに、落ち着いて日常生活を普通に送るようにするのです。これは不安がない時の何倍もの精神的なエネルギーを必要とします。不安に耐えなければならないからです。しかし、忍耐強く続けることで、不安になりやすい自分を支える力が強くなっていきます。不安に振り回されないメンタルに強い自分が形成されていくのです。

院長 高橋 道宏

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