心の症状について

眠れない

日本では、一般成人のうち約21%が不眠に悩んでいるとの調査結果があります。人口の高齢化、ライフスタイルの多様化による生活リズムの乱れ、ストレスなどが背景にあると考えられています。健康のために睡眠はとても重要です。心身の疲労回復をもたらすとともに、記憶を定着させる、免疫機能を強化する役割ももっています。
不眠が続くと、集中力、記憶力、注意力の低下がみられます。また、イライラ、焦り、日中の眠気、だるさ、疲れやすさなどで生活に支障をきたすようになります。不眠が長く続くと、うつ病になりやすくなることが知られています。不眠には適切に対処することが必要です。
また、ストレスなど精神的な原因、うつ病、適応障害、不安障害などの結果、眠れなくなることがあります。
長く続く不眠はこころの病気のサインである可能性があります。不眠が長く続く場合は専門医を受診するようにしましょう。

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