双極性障害とは?

双極性障害は、気分の異常な高揚が続くそう状態と、うつ状態を繰り返す心の病気です。
そううつ病とも呼ばれており、予期しない気分の浮き沈みが日常生活を困難にしてしまいます。
うつ病と、双極性障害のうつ状態の症状を見分けることは難しく、これまでにそう状態あったかどうかが診断の決め手になります。

そう状態とうつ状態の症状

双極性障害に見られる、そう状態とうつ状態それぞれの症状は次の通りです。

双極性障害の治療

双極性障害はお薬での治療が主になり、症状に応じてお薬を使い分けて行います。
症状をコントロールするために、服薬は処方通りに行うことが大切です。
双極性障害のうつ状態の期間が長い患者さんは、そう状態を把握しにくいためうつ病として診断されてしまう場合があります。
その場合、双極性障害のうつ状態に使用するお薬とうつ病のお薬とは異なるために、お薬を服用してもうつ状態が改善しにくくなります。
抗うつ薬が効きにくい場合や、過去に極端に気分が高揚したことがある場合には、一度主治医に相談してみてください。