心の病気について

ADHD(注意欠如・多動性障害)

ADHD(注意欠如・多動性障害)とは?


ADHD(注意欠如・多動性障害)とは、不注意、多動性・衝動性が日常生活を困難にする発達障害です。
学童期の子どもにはある程度このような症状が見られます。
しかし、ADHDの場合は同世代の子どもに比べて症状が目立ち、周囲になじめず友達ができにくい、勉強についていけないなどの困難に陥ってしまいます。
詳しい症状を、不注意・多動性・衝動性に分けてご紹介します。
症状が気になったら、受診をおすすめします。


不注意の症状


  • 気がそれやすく、授業に集中できない

  • ケアレスミスや忘れ物をしやすい

  • 勉強が楽しく感じられないと、すぐに飽きてしまう

多動性の症状


  • 授業中に席でじっと座っていられない

  • 喋ることが我慢できず、人を遮ってでも喋り続ける

  • 食事中にも体をもじもじ動かし続ける

衝動性の症状


  • 自分を抑えられず、すぐにかっとしてしまう

  • 順番を待つことができない

ADHD(注意欠如・多動性障害)の治療


ADHDは発達障害の中では治療効果の高い病気です。
ADHDは脳内の「ドパミン」「ノルアドレナリン」といわれる神経伝達物質の異常によって起きることがわかっているので、それらをコントロールする薬物療法が非常に有効です。
また、周囲の人がADHDに理解を示して適切な行動へ導いていき、「出来た」という成功体験により自尊感情や自己意識を高めることも大切です。


ADHDについては、次の高橋医師による特集記事をクリックしてご覧ください。


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