心の病気について
アルツハイマー型認知症
アルツハイマー型認知症とは?
アルツハイマー型認知症とは、認知症の中で最も多い病気です。
もの忘れなどの記憶障害や判断能力の低下、時間や日付、場所の見当が付かなくなるなどの症状が発症します。
発症のメカニズムは、脳内に「アミロイドβ」「タウタンパク」といった特殊なたんぱく質がたまっていくことで大脳(側頭葉、頭頂葉、後頭葉)が委縮して引き起こされると考えられています。
初期には物忘れがみられ、症状が進むにつれて日常行動の手順がわからなくなるなど生活に支障をきたします。
幻覚や妄想、うつ状態などの精神症状を伴う場合もあります。
アルツハイマー型認知症の治療
アルツハイマー型認知症を根本的に治療することはできません。
薬物治療では、症状を改善し進行を遅らせる薬が使われます。
また、まだ残っている認知機能を活かして役割を持たせ、好きなことを見つけることでやる気の向上を目指すなど、薬物療法以外の方法も進行を遅らせる効果があります。
アルツハイマー型認知症は誰にでも起こり得る病気です。
早期発見、早期治療により症状の進行が緩やかになります。
物忘れがひどくなり認知症が疑われる行動が見られたら、できるだけ早めに医師の診察を受けましょう。
心の病気について
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うつ病
うつ病は気分が落ち込む、やる気が出ないなどの精神症状と全身倦怠感、頭痛、動悸など様々な身体症状を引き起こします。 さまざまな身体症状が続く場合は、一度うつ病を疑ってみてください。
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双極性障害(そううつ病)
双極性障害は、気分の異常な高揚が続くそう状態と、うつ状態を繰り返す心の病気です。
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不安障害
不安な気持ちが繰り返し起きたり、非常に強く感じたり、いつまでも続くのが不安障害の特徴です。
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不眠症
不眠症は、悩み事やストレスを感じて眠れないことが慢性化して、苦痛を伴う状態です。
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子どものうつ病
子どものうつ病は、大人のうつ病と症状の出方が違います。気分の落ち込みよりも、イライラが目立つことが多く、成長期の子供の体と行動に大きな影響が出ます。
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ADHD(注意欠如・多動性障害)
不注意、多動性・衝動性が日常生活を困難にする発達障害です。
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アルツハイマー型認知症
もの忘れなどの記憶障害や判断能力の低下、時間や日付、場所の見当が付かなくなる症状が発症します。
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アルコール依存症
飲酒を自分でコントロールできなくなり、日常生活に影響が出る病気です。